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  最終更新日  2022/10/20 FAQ番号：1058
印刷物の保存方法を教えてください
 
 

インクジェットプリンターで印刷した印刷物は、保管方法や保管環境によって変色や滲みが発生する場合があります。
一般に市販されているインクジェットプリンター用にコーティングされている用紙全般に当てはまりますので、印刷後は、変色を防ぐために以下の内容を参考にして正しい保存・展示を行ってください。
正しい保存・展示を行うことによって、印刷直後の色合いを長期間保つことができます。

  • 一般的に印刷物や写真などは、空気中に含まれるさまざまな成分や光の影響などで退色（変色）していきます。
    エプソン製専用紙も同様ですが、保存方法に注意することで、変色の度合いを低く抑えることができます。
  • 各専用紙の詳しい印刷後の取り扱い方法については、専用紙の取扱説明書をご覧ください。

変色を防いで長期間保存するためのポイント

弊社製専用紙は、保管方法をパッケージまたは同梱の取扱説明書に記載しています。
保管方法の詳細については、取扱説明書をご覧ください。
各用紙に共通するポイントを以下にご案内します。（*1）
*1 スーパーファイン専用光沢フィルム、専用OHPシート、バックライトフィルム、ミニフォトシール、アイロンプリントなど、一部の用紙につきましては取り扱い方法が異なります。
それぞれの取扱説明書をご覧いただき保管してください。
また、プリンターにより使用可能な専用紙は異なりますので、ご注意ください。

印刷後の取り扱い（乾燥方法）

印刷後は、十分に乾燥させてください。

  • 印刷後は、一昼夜（24時間程度）乾燥させてください。
    1枚ずつ広げて乾燥させるか、重ねて乾燥させる場合は、15分程度乾燥させた後に普通紙などの吸湿性のある用紙を挟んでから、一昼夜（24時間程度）乾燥させてください。
  • ロール紙の場合、印刷直後はインクが十分に乾くまで印刷面に触れたり、ロール紙が重ならないようにしてください。
  • ロール紙を連続して印刷する場合は、印刷した用紙が丸まり印刷面が重なりやすい状態になりますので、適切な長さに切断して印刷面が接触しないように置いてそのまま乾燥させるか、大きな渦巻き状にして乾燥させてください。

乾燥していない状態でアルバムなどに保存すると、にじみが発生することがありますので、印刷後は印刷面が重ならないように注意して、十分に乾燥させてください。すべての印刷物を広げて乾燥するスペースがない場合は、重ねて乾燥することも可能です。
その場合はそれぞれを15分程度乾燥させた後、必ず吸湿性のあるコピー用紙などを1枚ずつ印刷面に挟んで重ねて、一昼夜（24時間）程度乾燥させてください。

  • 直射日光に当てないでください。
  • ドライヤーなどを使用して乾燥させないでください。

用紙の保管方法

印刷後は、変色を防ぐために以下の内容を参考にして正しい展示/保存を行ってください。
正しい展示/保存を行うことによって、印刷直後の色合いを長期間保つことができます。

  • 十分に乾燥させた後は、ガラス額、クリアファイル、アルバムなどに入れて保存してください。
    空気を遮断することで変色を長時間防ぐことが可能です。
  • 普通紙など吸収性のある用紙を印刷面に重ねてクリアファイルなどに入れて保管してください。
    変色、色褪せ、滲みを避けることが可能です。
  • 高温多湿、直射日光を避けて暗所に保存するようにしてください。
アルバムに入れて保存 　 ガラス額に入れて保存
　

  • 適した保存環境下で保存しない場合、専用紙が持っている本来の性能を十分に発揮することができない場合があります。
  • 色褪せが早くなる可能性があるため、屋外での展示、日光の当たる場所での展示は避けてください。
    また、ガラス付き額縁などに入れた場合も、屋外での展示は避けてください。
  • 変色する可能性があるため写真現像室など化学物質がある場所での保存・展示は避けてください。
  • ロール紙の場合、ロール状に巻き取ったまま保存することは避けてください。
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