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本FAQでは対応長形封筒(長形3号/長形4号)に印刷する際に、正しい位置へ印刷するための設定のポイントについて説明します。
印刷位置がずれてしまう、印刷が逆さになるなどの問題が発生する場合は、以下の点について確認のうえ再度印刷をお試しください。
- 基本事項の確認
- 使用アプリケーションソフトの設定確認
- 対応外の長形・角形封筒をお使いの場合は、こちらをご参照ください。
- 封筒の給紙がうまくいかない場合は、こちらをご参照ください。
1.基本事項の確認
どのアプリケーションソフトから印刷をする場合にも、あらかじめプリンター側で以下の準備をしておく必要があります。
- 「用紙種類」を封筒印刷時の設定にします
プリンタードライバーの印刷設定で、「用紙種類」を封筒印刷時の設定([封筒]や[普通紙]など)にします。
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封筒印刷時に選択する設定項目は、プリンターによって異なります。
詳細については、電子マニュアル(または操作ガイド・ユーザーズガイド)もしくは、取扱説明書をご参照ください。 |
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設定方法の詳細は、以下FAQをご参照ください。 |
- 封筒の向き(上下)や裏表などを正しくプリンターにセットします
封筒のセット方向(上下)や裏表、セット可能枚数などは、プリンターによって異なります。
封筒を正しくセットしないと、給紙がうまくいかなかったり、印刷のずれの原因になります。
ご使用の機種に合った方法で封筒をセットしてください。
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封筒のセット方法は、以下FAQをご参照ください。 |
以上を確認しても印刷がうまくいかない場合は、引き続き「2.使用アプリケーションソフトの設定確認」をご確認ください。
2.使用アプリケーションソフトの設定確認
以下では、印刷に使用するアプリケーションソフト側で設定する事項について説明します。
お使いのアプリケーションソフトを選択のうえ、封筒印刷に必要な設定をご確認ください。
2-1.筆まめ
筆まめから封筒印刷する際に必要な設定について説明します。
印刷がずれる、逆さになるなど正しい位置への印刷ができない場合は、以下の設定や確認をしたうえで再度印刷をお試しください。
ここでは、設定のポイントのみを説明します。
筆まめで封筒印刷する手順については、以下FAQをご参照ください。
※ |
「筆まめ」の対応OS、操作方法などの詳細につきましては、取扱説明書または、操作画面上のヘルプをご参照いただくか、株式会社筆まめへお問い合わせください。 |
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ここでは、筆まめ Ver.21を例に使用して説明します。
ご使用のバージョン、環境、プリンターによって画面の表示が異なる場合もありますが、操作方法は同様です。 |
- 使用封筒サイズを選択し、フラップ長を設定します
「用紙フォームの選択」画面を開き、「用紙レイアウト」で使用封筒サイズを選択して、セット方向によりフラップ長(封筒などの封を閉じる折り返しの部分の長さ)を以下のように設定します。
封筒の下端側(フラップと逆側)から給紙するプリンターの場合 |
フラップ長を「0mm」に設定します。 |
封筒のフラップ側から給紙するプリンターの場合 |
使用する封筒のフラップ長に合わせて数値を設定します。 |
- 「プリンタの設定」画面で[プリンタ]、[用紙・サイズ]が正しく設定されていることを確認します
[ファイル]-[プリンタの設定]の順にクリックし、表示された画面で[プリンタ]や[用紙・サイズ]の設定が正しく選択されているか確認します。
設定が実際と異なる場合には、正しい項目を選択しなおしてください。
上記の項目を確認のうえ印刷を行っても若干のずれが発生する場合は、以下の方法で微調整を行ってください。
- 全体的な位置の微調整
[ファイル]-[印刷位置微調整]の順にクリックし、表示された画面で全体的な位置の微調整をします。
- 「郵便番号」「住所」などパーツごとの位置調整
レイアウト画面上で各パーツをドラッグし、パーツごとの印刷位置を微調整します。
2-2.筆王シリーズ
筆王シリーズから封筒印刷する際に必要な設定について説明します。
印刷がずれる、逆さになるなど正しい位置への印刷ができない場合は、以下の設定や確認をしたうえで再度印刷をお試しください。
ここでは、設定のポイントのみを説明します。
筆王シリーズで封筒印刷する手順については、以下FAQをご参照ください。
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「筆王」シリーズの対応OS、操作方法などの詳細につきましては、取扱説明書または、操作画面上のヘルプをご参照いただくか、ソースネクスト株式会社へお問い合わせください。 |
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ここでは、筆王 Ver.20を例に使用して説明します。
ご使用の筆王のバージョン、環境、プリンターによって、表示位置や色合いなど画面の内容が異なる場合もありますが、操作方法は同様です。
筆王最新バージョンの情報や画面はこちらをご確認ください。 |
- 使用プリンターに合わせて用紙レイアウト(テンプレート)を選択します
「表面」タブの[ファイル]-[新規作成](または[用紙を選択してデザインを新規作成])をクリックし、封筒のセット方向に応じて用紙レイアウト(テンプレート)を選択します。
封筒のフラップ(封筒などの封を閉じる折り返しの部分)側から給紙するプリンターの場合 |
[新規作成ウィザード]が表示されたら[封筒]をクリックし、表示される画面で[長形3号 120mmx235mm(エプソン)]などの”(エプソン)”が付いた用紙レイアウトを選択します。
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封筒の下端側(フラップと逆側)から給紙するプリンターの場合 |
[新規作成ウィザード]が表示されたら[封筒]をクリックし、表示される画面で[長形3号 120mmx235mm]などの”(エプソン)”が付かない用紙レイアウトを選択します。
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- 「プリンターの設定」画面で[プリンター名]と「用紙」の[サイズ]が正しく設定されていることを確認します
[プリンタの設定]ボタン(または、[ファイル]-[プリンタの設定])をクリックし、表示された画面で[プリンター名]や「用紙」の[サイズ]が正しく設定されているか確認します。
- 「印刷」画面の[オプション]タブでフラップ長が指定されていないことを確認します
印刷時に表示する「印刷」画面で[オプション]タブを選択し、[封筒ののりしろ部分(フラップ長)を指定する](または[フラップ長を指定する])のチェックが外れていることを確認します。
上記の項目を確認のうえ印刷を行っても若干のずれが発生する場合は、以下の方法で微調整を行ってください。
- 全体的な位置の微調整
「印刷」画面の[オプション]タブを選択して、「印刷位置の調節」で方向(上下左右)と数値(調節する幅)を入力し、全体的な位置の微調整をします。
- 「郵便番号」「住所」などパーツごとの位置調整
各パーツをクリックして選択し、ドラッグで移動させることで位置を調整します。
2-3.筆ぐるめ
筆ぐるめから封筒印刷する際に必要な設定について説明します。
印刷がずれる、逆さになるなど正しい位置への印刷ができない場合は、以下の設定や確認をしたうえで再度印刷をお試しください。
ここでは、設定のポイントのみを説明します。
筆ぐるめで封筒印刷する手順については、以下FAQをご参照ください。
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「筆ぐるめ」の対応OS、操作方法などの詳細につきましては、取扱説明書または、操作画面上のヘルプをご参照いただくか、富士ソフト株式会社へお問い合わせください。 |
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ここでは、筆ぐるめ Ver.18を例に使用して説明します。
Ver.22およびVer.23以降では、以下の画面デザインと異なりますが、操作は同様になります。 |
- 使用封筒サイズのレイアウトで印刷データを作成します
画面上部の[用紙]ボタンをクリックして、表示された画面で封筒サイズとレイアウトを選択し、印刷するデータを作成します。
- 「プリンターの設定」画面で「プリンターの選択」と「用紙の選択」の[用紙サイズ]が正しく選択されているか確認します
画面上部の[印刷・メール]ボタンをクリックして、[プリンター設定]をクリックします。
「プリンターの設定」画面が表示されたら、「プリンターの選択」でお使いのプリンターが選択されていること、また、「用紙の選択」の[用紙サイズ]でお使いの封筒が選択されていることを確認します。
- 「全体の位置」で印刷位置を調整します
印刷設定画面で[位置補正]タブを選択し、封筒のセット方向により「全体の位置」を以下のように設定します。
封筒の下端側(フラップと逆側)から給紙するプリンターの場合 |
「上下補正」を「0.0mm(初期値)」に設定します。 |
封筒のフラップ側から給紙するプリンターの場合 |
「上下補正」で[下]へを選択し、使用する封筒のフラップ長(封筒などの封を閉じる折り返しの部分の長さ)に合わせて数値を設定します。 |
位置補正を設定すると、「赤い点線枠からはみ出ているデータがあります。・・・」や「位置が補正されています。・・・」のメッセージが表示されることがあります。
設定内容で印刷する場合は、[はい]をクリックして印刷を続行してください。
上記の項目を確認のうえ印刷を行っても若干のずれが発生する場合は、印刷設定画面で[位置補正]タブを選択し、「全体の位置」や「宛て先郵便番号の位置」などを設定することで印刷位置を調整してください。
2-4.Microsoft Word
Wordから封筒印刷する際に必要な設定について説明します。
印刷がずれる、逆さになるなど正しい位置への印刷ができない場合は、以下の設定や確認をしたうえで再度印刷をお試しください。
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ここでは、Microsoft Word2007を使用して通常の文書を作成する際と同様に印刷データを作成した場合を例に説明します。
「宛名ラベル作成」機能などを使用した場合に必要となる設定とは異なる場合があります。 |
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「Word」の対応OS、操作方法などの詳細につきましては、取扱説明書または、操作画面上のヘルプをご参照いただくか、マイクロソフト社へお問い合わせください。 |
- 使用プリンターを選択します
使用プリンターが「通常使うプリンター」に設定されていない場合は、Wordの印刷画面でプリンターを切り替えてから編集画面に戻ります。
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「通常使うプリンター」の確認・設定方法については以下FAQをご参照ください。 |
- [ページ設定]で使用封筒サイズを選択します
「ページ設定」画面を開いて[用紙]タブを選択し、使用封筒サイズを選択します。
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機種によっては、選択した封筒サイズと「高さ」の項目に表示される数値が異なることがありますが、そのままの設定で問題ありません。
例 |
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「長形3号封筒 120x235mm」を選択した際に、「高さ」の項目が[260mm]と表示される。 |
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「ページ設定」画面で表示される用紙サイズの選択項目は、「通常使うプリンター」に設定されたプリンタードライバー(Wordの印刷画面で切り替えた場合は、その際に選択したプリンタードライバー)の情報が反映されています。 |
- [ページ設定]で余白を調整します
「ページ設定」画面を開いて[余白]タブを選択し、封筒のセット方向により余白を以下のように設定します。
封筒の下端側(フラップと逆側)から給紙するプリンターの場合 |
上下左右の余白を任意(例:すべて3mmなど)に設定します。
フラップ長(封筒などの封を閉じる折り返しの部分の長さ)を設定する必要はありません。 |
封筒のフラップ側から給紙するプリンターの場合 |
「上」の余白は、実際のフラップ長(封筒などの封を閉じる折り返しの部分の長さ)に合わせて数値を設定します。
他(下および左右)の余白は、任意(例:すべて3mmなど)で設定してください。
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フラップ長が短い場合に、設定した余白を「修正」するようメッセージが表示される場合があります。
その場合は、[修正]ボタンをクリックし、自動的に入力される数値で設定を完了させてください。 |
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上記の項目を確認のうえ印刷を行っても若干のずれが発生する場合は、以下の方法で微調整を行ってください。
- 全体的な位置の微調整
「ページ設定」画面の[余白]タブを選択し、「上」および「左」の余白を設定することで調整します。
- 「郵便番号」「住所」などパーツごとの位置調整
各パーツの位置をWordの編集画面上で調整します。
2-5.その他のアプリケーションソフト
どのアプリケーションソフトから封筒印刷する場合にも、設定する基本的事項は同様となります。
印刷がずれる、逆さになるなど正しい位置への印刷ができない場合は、以下の設定や確認をしたうえで再度印刷をお試しください。
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お使いのアプリケーションソフトの対応OS、操作方法などの詳細につきましては、取扱説明書または、操作画面上のヘルプをご参照いただくか、各ソフトウェアメーカーへお問い合わせください。 |
- 使用封筒サイズに合わせて印刷データを作成し、フラップ長を設定します
使用する封筒に合わせたサイズで印刷データを作成し、セット方向によりフラップ長(封筒などの封を閉じる折り返しの部分の長さ)を以下のように設定します。
封筒の下端側(フラップと逆側)から給紙するプリンターの場合 |
フラップ長を設定する必要はありませんが、アプリケーションソフト側でフラップ長を設定する必要がある場合は「0mm」に設定します。
また、余白の設定が必要な場合は、任意の数値で設定してください。 |
封筒のフラップ側から給紙するプリンターの場合 |
アプリケーションソフト側でフラップ長を設定する項目がある場合は、使用封筒のフラップ長の数値を入力して設定してください。
また、余白の設定がある場合には、「上」の余白をフラップ長の数値で設定します。 |
- 使用プリンターと封筒サイズを確認します
アプリケーションソフト側で使用プリンターの設定を確認・変更できる画面がある場合は、お使いのプリンターと封筒サイズが正しく選択されているか確認します。
上記の項目を確認のうえ印刷を行っても若干のずれが発生する場合は、アプリケーションソフトの機能で印刷位置を調整してください。